2002.6.17
日曜日、8時出船。とりあえず小松の調査に向かいました。出船が遅れたのは、昨日のお仕事のせいと姫釣りにエビが売り切れ状態で餌やさんを回ったためです。
港を出たところで皆さんキス釣り? 途中いくつもナブラが出ていました。
しかし、小松はさっぱり。風も弱く釣りやすいのですが、キスまでも釣れません。今年のキスは西島の南側でしょうか。小さなベラとガシラのみで、イワシも磯についていません。桂、松島も考えたのですが、小豆島まで足を伸ばしました。
小磯灯台ですが、たくさん磯上がりしています。 これは図鑑で調べる必要があります。
小磯回りも、マナイタも今ひとつ釣れません。ウロウロして、中瀬まで移動しましたが岩場はベラの猛攻でどうしようもありません。今年は水温が例年より高いのだからアジ君が釣れてもいいのに、早くアジのタタキ食べたい。サビキにのったイワシとキビナゴがあるので、イカ釣りをすることにしました。

ところが、夕方になると南東の風が出てきて波もザワザワし始める。その内凪ぐだろうと思ったのですが、どんどん風が強くなる。普通なら帰港するのですが、最近ろくな釣果もありませんし、他船もいたので続行。これは危険な判断でした。

餌はイワシが良いみたいですが、餌なしのスッテでも釣れました。小型の浮きスッテが5つ付いたプロサビキというやつと、例の魚を針金で巻きつけるやつを3つラインに直結した仕掛けを使いました。2本竿で、餌巻きとスッテと入れていましたが、群れが来ると両方とも同じように釣れました。イカは何考えているのやら。置き竿にしていても、食べれもしないスッテを抱いてぐいぐい引っ張っていきます。ただし、ぱらぱらの時はどちらか1方に偏る傾向はありました。

たなはほぼ15m付近で釣りましたが、水面まで浮いてきているのもいました。誘いというかしゃくりも効果があるのかないのか、一応ゆっくり上げて、そーと降ろす途中であたることが多い気がする程度で、あたってもすぐに合わせず、少し間をおいた方が確実に乗ってきました。つまり置き竿で釣る方が確実ということでしょうか。

すごい波の中、ぽつぽつ釣れて時にはトリプルもありで、次第にクーラーが満タンに。もっとも小さいクーラーですけど。そこで久しぶりにイケスに入れました。波で船が揺れて、合わせて竿も揺れたのがさそいになったのかも知れません。
小さなクーラーですのでイカが大きく見えます。 その中味を並べてみました。


後半戦のイカです。 2杯目のクーラーです。
日が変わる頃に少し波が小さくなり、釣りやすくなりましたがダブルはなく単発のみになってしまいました。大小あわせて70ほどいましたが、なんかフィッシングでなく漁になってしまいました。今年始めての大漁ですがとっても疲れました。
帰りにマナイタに寄り道をしました。潮目が出来ていて漁師さんが何か釣っていたのでサビキを入れましたが、釣れるのは15cm程のイワシのみでした。6時ごろ漁師さんが帰ってしまい、私も赤穂に向けて居眠り運転で帰港しました。