小磯回りも、マナイタも今ひとつ釣れません。ウロウロして、中瀬まで移動しましたが岩場はベラの猛攻でどうしようもありません。今年は水温が例年より高いのだからアジ君が釣れてもいいのに、早くアジのタタキ食べたい。サビキにのったイワシとキビナゴがあるので、イカ釣りをすることにしました。
ところが、夕方になると南東の風が出てきて波もザワザワし始める。その内凪ぐだろうと思ったのですが、どんどん風が強くなる。普通なら帰港するのですが、最近ろくな釣果もありませんし、他船もいたので続行。これは危険な判断でした。
餌はイワシが良いみたいですが、餌なしのスッテでも釣れました。小型の浮きスッテが5つ付いたプロサビキというやつと、例の魚を針金で巻きつけるやつを3つラインに直結した仕掛けを使いました。2本竿で、餌巻きとスッテと入れていましたが、群れが来ると両方とも同じように釣れました。イカは何考えているのやら。置き竿にしていても、食べれもしないスッテを抱いてぐいぐい引っ張っていきます。ただし、ぱらぱらの時はどちらか1方に偏る傾向はありました。
たなはほぼ15m付近で釣りましたが、水面まで浮いてきているのもいました。誘いというかしゃくりも効果があるのかないのか、一応ゆっくり上げて、そーと降ろす途中であたることが多い気がする程度で、あたってもすぐに合わせず、少し間をおいた方が確実に乗ってきました。つまり置き竿で釣る方が確実ということでしょうか。
すごい波の中、ぽつぽつ釣れて時にはトリプルもありで、次第にクーラーが満タンに。もっとも小さいクーラーですけど。そこで久しぶりにイケスに入れました。波で船が揺れて、合わせて竿も揺れたのがさそいになったのかも知れません。 |